いつも旬な男の物語(97)〜先生の言葉に救われた⑱〜
入浴後から就寝までの時間、あれこれ思案した結果辿り着いた結論は...
俺の思いを生徒たちに打ち明けることだった!
俺は副担任なので学活で話をすることができなかった。
となると話をするのは自分の英語の授業だけだった。
「よし、明日の自分の副担任のクラスの英語の授業で打ち明けよう」と決めた。
そうと決まるや俺は明日の授業が物凄く楽しみになった。
大まかな話の流れは決めて、後は生徒の反応を見ながら進めていくことにした。
今朝までは「早く学校を去りたい」という後ろ向きな考えに支配されていたのが嘘み
たいだった。
そんなワクワクした気分で床に就いたが、目が冴えてあまり眠れなかった。
ストレス過多で悶々とした気分で眠れないのではなかった。
明日の話の展開や生徒の反応が楽しみで、あれこれ頭の中で想像するものだから気分
が高揚し眠れなかった.....