2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 いつも旬な男の物語(8)〜教師に憧れて⑧〜

俺が教師を目指すきっかけとなった理由の三つ目は アルバイトで出会った男性のひと言だった! 「如月君は教師に向いてる!」 このひと言が俺を教師一筋へと向かわせる大きな原動力となった! 俺が大学の3年になる直前の春休みのことだった。 何かいいバイト…

 いつも旬な男の物語(7)〜教師に憧れて⑦〜

もちろん話題の一番は「おさるのキーコ」のことだった。 四十年の時を経てもなお俺たちの胸の中に 「おさるのキーコ」の思い出がこれ程深く刻まれていようとは 教え子はもちろん恩師にとっても思いもよらないことだった。 でも、同窓会の時に「おさるのキー…

 いつも旬な男の物語(6)〜教師に憧れて⑥〜

同窓会のきっかけは 平成11年に行われた中学の同窓会で たまたま石川先生の教え子たちが何人か集まり 「今度、石川学級でも同窓会をやろうか」という話から始まった。 その時、みんな覚えていたのが「おさるのキーコ」のことだった。 即座に幹事も決まりお互…

 いつも旬な男の物語(5)〜教師に憧れて⑤〜

二つ目は恩師からの影響だ! 小学校の2・3・4年の担任の先生がとても熱心で 毎日、その日の終わりに絵本を読んでくれた。 授業が終わると、帰る用意をしてランドセルを机の上に置き 座席に座って担任の石川先生が絵本を読み始めるのを 誰もが楽しみにしてい…

 いつも旬な男の物語(4)〜教師に憧れて④〜

その結果、個性的な教師が少なくなり 画一的な教師が増えてきている。 全てがそうだといっているんじゃなくて 昭和の時代に比べてということ。 給料面・休暇面の裏側を覗いてみたら... 「残業代はつかない」 「仕事量が多くて、勤務時間が長過ぎる」 「春夏…

 いつも旬な男の物語(3)〜教師に憧れて③〜

その結果、生徒の心を閉ざしてしまったり激昂させてしまい 生徒と教師の関係が崩れてしまう。 これは今の時代の教師にはよくあるんじゃないかなと思う。 昭和・平成の頃に比べたら令和の時代は とかくやり辛いと思う。 いや、正確には1990年代の中頃からかも…

 いつも旬な男の物語(2)〜教師に憧れて②〜

....それは 脚本が生々しくもなく、現実離れし過ぎているのでもなく 生徒指導にとても参考になる内容が満載だったからだ。 第一話から最終話まで全部見たいのでDVDセットを買ったぐらいに このドラマが気に入った! 例えば主人公の沖田先生が生徒のことを深…

 いつも旬な男の物語(1)〜教師に憧れて①〜

さあ、今日からはしばらく 教師として昭和・平成・令和を生きる男から見た過去・現在・未来を 熱い思いで綴っていくとするか! そもそも俺が教師になったのには青春ドラマの影響が大きい。 昭和の40年代中頃から後半にかけてテレビ放映されていた 「飛び出せ…

 まるっぽ理論(4)

...でも、相手のことがまるっぽ好きなら、そんなことにはならない。 幼い頃は、ただ相手のことが好きだったのに 思春期に入ると、あれこれ考えて好きであることの理由をつけてしまう。 理由付けの恋なんて その理由が無くなれば終わってしまうのに! 若いと…

 まるっぽ理論(3)

.....俺の場合は女の子を好きになったら 理由なんて無い! 小学生のように「ぜんぶ」となる。 もし「かわいいから」「優しいから」「スタイルがいいから」などの理由で好きになっ たとしたら その理由(条件といった方がわかりやすい)がなくなったら 好きじ…

 まるっぽ理論(2)

.....でも、高校生ならひょっとして... 「優しいから」「かわいいから」「頭がいいから」って答えるかもしれない。 何故か? 小学生のような純な思いが少ないから。 そこには条件付けというものが入ってくる。 その条件に当てはまらなければ、好きじゃないと…

 まるっぽ理論(1)

「あたしのどこが好きなん?」(女の子) 「ぜんぶ!」(俺) 小学生の頃、俺が女の子と交わしたやりとりだ。 この前、妻との会話の中で親の躾のことが話題になった。 「昭和の時代はよかったなぁ」と遠くを見つめながら妻が言った。 「悪いことをしたら、親…