いつも旬な男の物語(20)〜教師に憧れて⑳〜

  

  明るくて、よく喋る女の子だった。

 

  芸能関係以外には、好きな男の子の話などもよくやった。

 

  ひょっとして勉強より雑談の方が多かったかもなあ(笑)

 

 

  2時間のうちで半分ぐらい雑談をしたこともあった(笑)

 

  彼女との2時間の学習や雑談の中で、中学生女子とのふれあい方を俺は学んだ。

 

 

  彼女と母親の希望としたら、上の高校に進学できればいいということだったので

 

  まずは進学できるだけの成績を取ることに目標を設定した。  

 

 

  そのためには定期テストの点数を上げることが先決だった。

 

  他には忘れ物や遅刻をしないこと、授業中は真面目に授業を聞くということも

 

  目標として挙げた。

 

 

  彼女とは2年間ふれあい、無事に上の女子校へと進学することができた。

 

  それから約4ヶ月ぐらいして、偶然に電車の中で友だちと楽しそうに喋っている

 

  彼女を見かけたことがあった。

 

 

  それは、俺が教育実習で母校の中学に通うのに利用していた電車の中でのことだっ 

  た。

 

 

  教育実習は俺が120%教師になると決めた最高の2週間だった!

 

  そのことについては、また後ほど綴ることにする。

 

 

  さて、俺が教師を目指すようになるきっかけとなった6つ目は.....