いつも旬な男の物語(190)〜俺は教師だ!「今、一番綴りたいこと 64」〜

 

  たとえ滑り止めだとしても、最悪の場合はそこに入学する可能性もあるので、自分の

  好きなことが学べるように熟考して決めた。

 

  本命は関東の国立大学の外国語学部(英米語学科)

 

  第二志望は関東の私立大学の外国語学部(英語科)

 

  第三志望は関西の私立大学の文学部(英文科)

 

  第四志望は関西の私立大学の法学部

 

  この4校に決めた。

 

  合格可能性は校内校外模試ともに80%でA判定だった。

 

 

  秋の終わり頃から模擬テストを月に一度ぐらい受けていたが、どれも合格可能性は80

  %以上の判定だった。

 

  共通一次以降は本命の大学の受験科目(英語・世界史)を中心にやり、私立に必要な

  国語は少なめにした分その代わりに読書を行っていた。

 

  勉強時間の割合は英語6割・世界史3割・国語1割という感じだった。

 

 

  受験科目は共通一次に比べると7教科から3教科に減った。

 

  でも、同じ大学の同じ学部を受ける受験生にとって条件は誰もが同じだった。

 

  受験科目が減ったら、一つの科目にかける勉強時間は増えるのが、甘く考えることは

  できなかった。

 

 

  第一志望の大学は英語の配点が世界史の倍あったので、どうしても世界史より英語の

  勉強に力を入れざるを得なかった.....