いつも旬な男の物語(186)〜俺は教師だ!「今、一番綴りたいこと 60」〜

 

  予備校の京大クラスに受かった喜びは、まるで高校に受かったと時と同じぐらいに嬉

  しかった!

 

  もう飛び上がりたいほど嬉しくて、誰彼なくに抱きついて俺の感情を表したかった!

 

  「やったー!遂に受かった!さあ、これからだ!」と自然に言葉が出て来るほどの凄

  いエネルギーが湧いてきた。  

 

  昼に近かったので俺は予備校を出て、その感情を抑えながら昼ご飯を食べにいった。

 

  それでも嬉しさは顔に出ていたと思う。

 

  それほどに嬉しかった。

 

  ちなみに昼ごはんを食べたのは「王将」だった(^ ^)

 

 

  3年目は俺も京大を目指そうと思って、京大クラスに入った。

 

  クラスで300人ぐらいいる中の55番目だったので、俺も京大に入る可能性が高いと思

  いその気になって勉強した。

 

  

  ところが数学が思うように伸びなくなったきた。

 

  たとえ文系だとしても受験に数学はあるので自分なりに努力してみたが、京大は厳し

  いかな思い始めた。

 

  夏休みが終わる頃には志望校を変更し、元々好きだった語学の道に進もうと思い東京

  外国語大学に決めた。

 

 

  国立は共通1次試験を受けなければならないので、5教科全てが試験科目だった。

 

  なので、数学もそこそこは点数を取る必要があった.....