いつも旬な男の物語(181)〜俺は教師だ!「今、一番綴りたいこと 55」〜

 

  やはり予備校に通うと生活のリズムがビシッと確立できた。

 

  お陰様で授業でも家でも集中して勉強することができた。

 

  授業の合間には仲間と喋ったり、昼食は学食で摂ったり...

 

  全授業が終わったら、たまに学食で勉強したり雑談をしたり...

 

  帰りには近くの本屋に寄って受験雑誌を見たり...

 

  予備校生活を存分に満喫していた。

 

 

  夏休みや冬休みには短期の夏期講習や冬季講習を受け、授業後は学食で勉強すること

  が多かった。

 

  電車の中では文学作品を読んだり、英単語をぶつぶつ音読しながら覚えたりして、車

  内空間も勉強部屋化して励んでいた。

 

 

  俺は私立文系コースに入っていたので、英国社中心に勉強していた。

 

  校内校外模擬試験では志望校の合格率が高かったので、所謂滑り止めは受けないこと

  に決めた。

 

  

  いよいよ受験シーズンが来て志望校1校だけを受験をした。

 

  確か東京の大学の2学部だった。 

 

  手応えはそこそこあった!

 

  合格発表は直接受験会場に見にいった。 

 

  

  2つの学部を受けたので、まずは第1希望から自分の受験番号を探した。

 

  残念ながら無かった。

 

  何度も探したがやはり同じだった。

 

  ガクッとしながらも俺は第2希望の発表場所に向かった。

 

  

  これは大丈夫だろうと思って受験番号を探した.....