いつも旬な男の物語(161)〜俺は教師だ!「今、一番綴りたいこと㉟」

 

  高校3年間の担任の先生との思い出を振り返ってみると...

  

  1・2年と受け持ってもらった中林先生から学んだことは...年配ながらも自分から気さ

  くに生徒に関わっていこうする「普段着の教師像」に接し、その辺のおばちゃんとい

  う親しみやすさも生徒たちには必要なんだということ。

 

  俺も教師になってから気さくな先生だとよく言われるようになったのは中林先生のお

  陰様でもある。

 

 

  3年に担任してもらった八瀬先生は悪さをしても常に穏やかな表情で話をしてくれて、

  心の中で「ごめんなさい」と自然に思ってしまうほどの安心感を与えてくれた。どん

  な時でも柔らかくあるということの大切さを八瀬先生から学んだ。

 

  俺も感情の波に振り回されそうになった時は「柔らかく穏やかに」と心の中で自分に

  語りかけるようになったのは、八瀬先生のお陰様でもある。

 

 

  小学校・中学校に比べると先生とのふれあいは少なかったが、じっくり当時のことを

  振り返ってみると様々なことが思い出されてきて楽しかった。

 

  綴っている俺も驚いている。

 

  時にこうやって古き良き時代の思い出に浸ってみるのも楽しくて刺激的だなと思う。