いつも旬な男の物語(144)〜俺は教師だ!「今、一番綴りたいこと」⑳〜
俺にとって俺以外は皆師である。
だから、出会った人・生きもの・もの全てが俺の貴重な先生だ。
たくさんいる俺の師の中で文字通り職業としての先生を除いて、小学校時代に最も深
く心に刻まれている友だちは大室・島田・岸の三人だろう。
もちろん、人生で最初の先生は俺の両親と姉だ。
小学校入学式後に俺に教科書の本読み指導をつきっきりでしてくれた母。
親父と姉貴も色々なことを教えてくれたなあ。
親父とは幼稚園の時に引っ越して来てから時間があればよく遊んだ。
休みの日には近くの堤防まで行って、溜池で釣りをしたりしたもんだ。
仕事がある日でも、定時で帰ってきた時は家の前の道(アスファルト舗装じゃなく、
砂利道だった)でキャッチボールを毎日のようにやった。
俺が悪さをした時は、どつかれもしたし怖かった。
それでもまたやってしまう。
後でどうなるかわかっているのに、ついついまたやってしまうのもこどもだなあとい
うことも親父にわからせてもらった。
姉貴とは幼稚園に入る前から、家の中で鬼ごっこをしたり、家の裏にある広い空き地
でキャッチボールをしたりしたもんだ。
テレビのチャンネル争いでよく喧嘩もしたなあ。
姉弟関係を通じて、喧嘩や言い争いをした時の身体や心の痛みを実感し、相手の痛み
もわかるようになった。
そうだ、俺の幼い頃はおじいちゃん・おばあちゃんにもいっぱい遊んでもらった。
その思い出を綴っていこう.....