いつも旬な男の物語(138)〜俺は教師だ!「今、一番綴りたいこと」⑭〜

 

  遊び友達の大室と二人で大好きな西野先生の家に遊びに行くことになった。

 

  他の児童たちから先生の家に遊びに行く日を聞いていたので、俺たちもその

  日に行くことにした。

 

  二人は自転車で行こうか、バスで行こうかと思いあぐんでいたら、大室のおじさん

  が「じゃあ車で送って行こうか」ということになった。

 

 

  そのおじさんは大室の親父の弟で、家がちょうど隣同士だった。

 

  俺が出発の朝に大室の家に行って、二人で先生の家にどうやっていくかを話してたら、

  たまたまそのおじさんがやってきて俺たちの話を聞き、快く申し出てくれた。

 

  この日は日曜日だったので、大室のおじさんも仕事が休みで本当に助かった。

 

  住所もわかっていたので、車で15分ぐらいでついた。

 

  おじさんにお礼を言って二人は西野先生のインタホンを押した。

 

 

  出てきた先生は驚きながらも大歓迎してくれた。

 

  まさか二人が来るとは思っていなかったのかも。

 

  ということは先生に内緒で遊びにきたんだ(笑)

 

 

  先生のお母さんもいて、優しそうな笑顔で迎え入れてくれた。

 

  午前中に行ったので、昼食は先生の手作りカレーをよばれた。

 

  これがまた最高に美味かった。

 

  飛び入りみたいな形で先生の家にやってきたことも忘れ、二人は大いに楽しんだ.....