いつも旬な男の物語(145)〜俺は教師だ!「今、一番綴りたいこと」㉑〜
父方のじいちゃん・ばあちゃんのことはあまり記憶にない。
かなり離れた地方に住んでいたので、親父の故郷に帰省するのは年に2〜3回だった。
汽車に揺られてトンネルを越え、自然豊かな景色を車窓から眺めなるのが好きだった。
アルバムにはじいちゃん・ばあちゃんと一緒に写っている写真があるんだけど、俺の
記憶にはほとんど残っていない。
覚えているのは、ばあちゃんが亡くなった時に夜行で田舎に帰り、そこで従兄弟やお
じさん・おばさんたちと楽しく過ごしたことぐらいだ。
それでも、田舎に帰るのは好きだったから、帰省した時には可愛がってもらったんだ
ろうなあ。
遠く離れた親父の故郷でじいちゃん・ばあちゃんと触れあったことも俺の中にはしっ
かりと刻まれている。
だから、今の俺がある。
ありがとう、おじいちゃん・おばあちゃん。
母方のじいちゃん・ばあちゃんは車で30分ぐらいのところに住んでいた。
俺が生まれる前からそこに暮らしていて、3〜4歳の頃に引っ越したと思う。
その頃の思い出は.....