いつも旬な男の物語(77)〜喫茶店のテラス席で③〜

 

  テラス席で心地よい風を受けながら、話が弾みキョンキョンの話題へと展開していっ

  た。

 

  キョンキョンが数年前に出したエッセイ集を家内が読んでいて、そのエッセイの内容

  について俺が色々と質問を投げかけながら、おしゃべりをした。

 

 

  小さい頃から家族の中での自分の立ち位置を決めていたこと...

 

  デヴュー当時は長かった髪の毛をバッサリと短くした理由...

  

  アイドルから脱皮し、自分のスタイルを築き始めてからの充実感...

 

  など俺にはとても新鮮に感じた!

 

 

  実は俺が学生時代の後輩がラブアタックというテレビ番組でキョンキョンと共演し、

  二人で肩を組んで撮った写真を彼に見せてもらったことがある。

 

  それから、俺が以前勤めていた中学の体育祭の団体演技で「ヤマトナデシコ七変化

  の曲に合わせながら生徒が踊っていたのを今でもよく覚えている。

 

 

  いつからでも、幾つになっても自分のやりたいことができるんだと言うことを、妻は

  キョンキョンの本を通じて学び、刺激を受けた。

 

  そして、彼女の生き方に共感を持った。

 

  

  俺は芸能人の書いた本はほとんど読んだことがなく、特に関心もなかった。

 

  そんな俺が妻からキョンキョンの生き様を聞き、それがかつての俺の思い出とも重な

  り、いつの間にか俺もキョンキョンのファンになっていた(^ ^)

 

  またひとつ妻との共通の話題が見つかり、いつの日か更に深い話ができるかもしれな

  いと思うと嬉しい!

 

  

  これも何かの縁なのだろう。

 

  ありがとう