いつも旬な男の物語(70)〜男と女の違い①〜

 

  俺の家では夫婦でいろんなことを話題にしてよく喋る。

 

  話があっちこっちに飛び過ぎて激論に発展し、途中で中断することもあった。

 

  気がつけば朝になっていることもあった。

 

  

  「もう、ここで話を終えよう」と妻が提案しても、一旦火がつくと俺の方がとことん

  納得するまで気が済まないという二人の性格の違いの為せる業なのか!

 

  それとも俺のそんな性格に対して、「ここまでわかり合えたらいい」という妻との許

  容力の程度の違いなのか!

 

  もう、既にこの時点で男女の違いが垣間見られる(^ ^)

 

  まあ、本当に朝まで生テレビ的なことを夫婦でよくやったもんだ。

 

  

  この前、夕食を終えて妻と世間話をしていたら、妻が「男と女のコミュニケーション

  のとり方の違いについて話がしたいなあ」と言い出した。

 

  敢えて男女の意思疎通の仕方について話し合わなくても、いつも会話をしている時に

  「あっ、ここがちょっと私と違うなあ」てな感じでわかるんだけどなあと一瞬思った。

 

  でも、妻には何か意図したものがあるんだろうと思い、俺も一つのテーマとして夫婦

  で話し合うのも面白いと思った。

 

 

  最初はコミュニケーションのとり方がどう違うのかを議論しようと思っていたが、話

  は男と女の性質の違いにシフトしていった。

 

  これが自然な流れだろうと思う。

 

 

  コミュニケーションという特定の範囲の中でよりも、もっと大きな枠の中で議論した

  方が意見も出やすいし、話も弾む。

 

  というわけで「男と女の性質について」お互いに日頃感じていることや思っているこ

  とを喋った。

 

 

  言葉で表現するとまだ少し硬い感じがする。

 

  平たく言えば「男女の反応の仕方は状況によって異なることが多い」ということをお

  互いによく理解し合っていれば家庭・職場・地域でのやり取りもスムーズに行くとい

  うことだ。

 

 

  さて、どんな話し合いになったのか.....