いつも旬な男の物語(38)〜教師に憧れて㊳〜
ぶっつけ本番で臨んだ研究授業は、俺のそれからの人生の指針になるとは全く予想もし
ていなかった。
その指針とは「人生にリハーサルはない!」だ。
過去の経験を活かし、未来に目標を持って、今を真剣に生きる!
これが今も俺の中に強く根付いている。
話を俺の研究授業に戻そう。
授業時間は50分だった。
まずは、その日初めて習う新出単語の紹介を導入に使った。
続けて展開で基本文の紹介をした。
最後は絵カードを用いながら本文のあらすじを説明した。
時間があれば、まとめとして基本文のおさらいをすることにしていた。
そして、いざ授業が始まった!
2週間の実習で少しは慣れてきたかと思っていたが
流石に研究授業となると数人の先生に後ろから観察され
メモをしたりする様子を目の当たりにすると俺も緊張感が増していった.....