いつも旬な男の物語(155)〜俺は教師だ!「今、一番綴りたいこと㉚」

 

  高2の担任も1年の時と同じ中林先生だった。

 

  年配ではあるが、何かと生徒と関わろうとする先生で、近くのおばちゃんみたいな雰

  囲気の先生だった。

 

 

  この高校では1年時は1泊2日で、2年時は3泊4日でホームルーム合宿というものがあっ 

  た。

 

  このホームルーム合宿のことはよく覚えている。

 

  1年時よりも気の合う仲間がたくさんできたので、この合宿もみんなでワイワイ盛り

  上がりながら自由行動を楽しんだ。

 

  喫茶店に入ったのも俺の記憶ではこの合宿が初めてだったんじゃないかなと思う。

 

  初めて喫茶店に入ったのが地元ではなく合宿先の喫茶店だったとしたら、なんか面白

  い。

 

  当時の喫茶店というのは今と違って何となく入り辛い雰囲気を醸し出していた。

 

  街では純喫茶なるものがたくさんあり、窓ガラスには店中が見えにくい黒いフィルムがよ

  く貼られていた。

 

  そんなこともあり、俺の喫茶店デビューが高2になったのかも。

 

  いや、それは俺の単なる記憶違いで、もっと早く地元の喫茶店に行ったことがあるの

  かもしれない。

 

  幼い頃両親と入ったことがあるかも。

 

 

  まあ、それは置いといて、このホームルーム合宿がなぜ俺の印象に残っているのかと言

  えば.....