いつも旬な男の物語(114)〜教師の視点「勉強(法)」①〜

 

  「先生の言葉に救われた!」シリーズを終え、さて次は何を題材にするかをずっと考

  えていた。

 

  やっぱり教師の視点から見た題材がいいのかと思い、勉強(法)について綴っていく

  ことに決めた。

 

 

  まずは「勉強」ということについてだ。

 

  勉強という文字を見ると何か強制的な気配を感じる(^ ^)

 

  そもそも何かを始めるに当たっては、最初は多かれ少なかれ強制力を伴うものだと

  思う。

 

 

  「いや、そんなことはない!」と反論が飛んできそうだが、少し考えてみたい。

 

  こどもが何かに興味を持ち始める時、そこには興味を持つ対象物があるはずだ。

 

  サッカーボール・漫画本・車のおもちゃ・熱帯魚・人形etc.

 

  果たしてそれらはこどもが自ら創造したものなのだろうか。

 

  違う!

 

 

  それらは誰かが意図してそこに置き、それをこどもが偶然にか必然にか目撃して興

  味を抱いたはずだ。

 

  そこにそれが無ければこどもが振り向くことはない。

 

  そこにあったからこどもは反応し興味を持ち何らかの行動を起こすきっかけとなった。

 

 

  こどもの頭の中で無から有が生まれたのではなく、有から有が生まれたということに

  なる。

 

  元々そこにあったものから何かを感じたということは、広義の強制による反応という

  ことで「勉強」の文字は大いにポジティブな発想を含んでいると思う。

 

 

  簡単に言えば.....