いつも旬な男の物語(198)〜俺は教師だ!「今、一番綴りたいこと 72」〜

 

  その日のうちにうどん屋に電話をしたら、すぐに面接をするので来て欲しいと言われ、

  俺たちはうどん屋のある場所に向かった。

 

  そこは観光名所でもあり、高級飲み屋が軒を連ねている場所に位置していた。

 

  大通りに面し、店の前にはバス停があり、人通りも多かった。

 

  目の前には有名な神社があり、大晦日になると辺り一帯は歩行者天国になる所だった。

 

  うどん屋の入っている建物は大きな劇場になっていて、映画上映・踊り・演劇などが

  行われる施設だった。

 

  うどん屋はそのビルの1階の一角にあり、地階には高級ナイトクラブがあり、2階には

  ディスコがあった。

 

 

  場所はわかりやすい所にあったので、引き戸を開けて中に入った。

 

  店長は27歳で髪を七三に分けた好青年という感じの人だった。

 

  チャキチャキの東京弁っぽい喋り方だったので、東京出身かと思ったが違った。

 

  大学が東京だったのと、性格がハキハキとしていたのでそう感じただけだった。

 

  仕事内容・労働時間・バイト料など色々な話をして、即採用となった。

 

  

  すぐにでも来て欲しいということだったので、佐兼と俺はその日の10時から勤務する

  ことになった.....